助産師業務では、
分娩がメインになることが多く
急性期の変化に伴うケアや管理に
経験を積んで、
一人前になっていきます。
急性期とは、
あらゆる症状や変化を見逃すことなく
正常逸脱の可能性を考えながら、
ベストなタイミングを
見計らい、
正常であることを確認していかなければならないと言う、
まあ、
文章にすると、堅苦しいですね。
でも、
分娩は、
ママの命と赤ちゃんの命、
そして、
今まで当たり前だった命の危機なのです。
明日、交通事故に合うかもしれない危機よりも、危機です。
だから、
助産師は、
心にハチマキをして、腹をくくって
分娩を介助しています。
顔はニコニコ、笑顔は絶やさず
ママのリラックスを心がけて。
しかし、水面下では、
必死に頭の中を、いろいろな情報を整理しながら、ベストなタイミングを狙っているのです。
タイミングとは、
ママの心理面、リラックス
分娩の進行状況
ママの体力
ママの栄養補給、水分補給
ママの睡眠、仮眠
トイレ誘導のタイミング
陣痛の位置
胎児の健康状態
胎児の余力
胎児の回旋と今後の予測
スタッフを呼ぶタイミング
分娩器材の準備
出生環境の調整
医師を呼ぶタイミング
そして、何より
ママを支える家族への支援を
忘れずに☺️😅
また、
分娩体位を
安心と安全を確保できるように
考えます。
ひとりひとりの分娩、
同じ分娩など、ひとつもありません。
だから、
あなたのお産は、
あなただけのお産なのです。
時間がかかっても、落胆せず
あなた自身を信じて、
お腹の赤ちゃんを信じて、
今ある痛みを味方に
お産を楽しみにしてみませんか。
あなたの味方は、そばにいます。
不安な気持ちを持っていても
時間は変わりません。
だったら、楽しい時間にするのが一番いいと。
そのお手伝いをするのが助産師です。
助産師教育では、
6ヶ月間に10例の分娩介助を経験して国家試験の受験資格を得るのです。
教員生活では、
私の方が不安で
悩み多き時期でした😰😄😵🤣
学生達は、
わかってくれていたのかなぁ😝😋
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