あと何回?

分娩介助をしている助産師ならば、
必ずと言っていいほど
分娩進行中の産婦さんに
聞かれます。

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助産師学生の頃は
受け持った方の
分娩時間の予測を立てなければなりません。

占い師ではないので
当たる、当たらないではすまない話です😳😱😊

臨床指導の助産師のツッコミにも答えなければなりません。

限られた情報の中
知り得た知見の範囲で😳🙄😁👍


赤ちゃんが誕生する時に
どんなコンディションで生まれたら良いのか・・・・わかるよね。

母子ともに健康でなければ

良い結果にならなければ

たくさんのプレッシャーがかかります。


母体の体力消耗や損傷を限りなく最小限にすることを優先するのか

赤ちゃんの健康状態を優先するのか

母子ともにベストコンディションで誕生の時を迎えるために

待つのか?
〈体力温存、先は長いぞ。サーフィンのいい波が来るのをボードに乗ってゆらゆら揺れておこう〉

責めるのか?
〈陣痛が乗ってきたから、この波を逃さず、サーフィンの波に乗って進めー)
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ちなみに、私はサーフィンのサの字も知らないので、イメージだけで伝えています😱😰😅

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助産師は、
あらゆることを想定して
計算して、答えています。

あなたの中の不安に寄り添いながら
「あと何回?」
と言う暗雲が立ち込めているなら
今ある事実を丁寧に伝えます。

あてずっぽうではなく、
全てを伝えて

あなたが頑張っていること、
誕生する赤ちゃんと共同であること、


待てる条件を考えながら
少しでも明るいときを過ごしてもらえるよう
助産師が支えています。

昔から
「案ずるより産むがやすし」

それでも、
分娩で命を落とすことも
忘れてはいませんので、
常に気を張りながら、、、。

産婦さんの、
愛おしい思い出の時間になるよう

あと何回?
にも丁寧に答えます。


パーソナルトレーナー 助産師 鈴江千鶴子

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